甘いものとの闘い

彼女のプロフィール

・趣味・・・料理,カメラ,食べること,アウトドア
・座右の銘・・・肉まん大好き大学生(これは過去か.)

困っている子どもたちを助けたいという思いで教員養成課程に進み,教員採用試験を受け,現在は小学校の先生をしている彼女だが,なかなかうまくいかないこともあり,日々奮闘している.出来るだけ子どものそばに寄り添える先生を目指して今も尚勉強している.ただ,彼女から話を聞く限り,子どもたちと真剣に向き合うだけでなく,教員という仕事にはそれ以上の様々な業務もあって,全ての時間を子どもに割くというのも難しいのだとか.

 

この前も記事に書いたかもしれないが,教員という立場にとって今最も重要なのは日常に余裕を持つことではないだろうかと僕は思っている.その余裕が子どもたちのストレスを回避したり授業の質を高めることにもつながるのではないか.

 

そのためには「働き方改革」などと言って,教員が帰る時間を早くするというだけでは根本的に全く解決しない.なぜなら早く帰っても仕事量は変わらないのだから帰って仕事をするか,土日にこっそり出勤して仕事をするということになってしまう.教育のどこを変えるかという話はまだまだ前には進まない.

 

そんな現場で実際に働く彼女の話や,大学の同期の仲間の話は,現場に出たことのない僕にとって本当に刺激のあるもの.将来日本の学校現場で働くかどうかは置いておいても,子どもたちが多くの時間を学校で過ごしているということは,これから「子ども」というテーマで働いていきたいと思っている僕にとってかなり重要なことである.

 

彼女は実際に小学校の現場に出てからこれまで,特別支援学級というところで働いている.正直な話をしようと思うが,僕は教育大学に入ってから特別支援というのを聞いて,「障害者が多い教室でしょ?興味ないな」と思っていた.しかし,大学で出会った先生方がその考え方を変えてくれた.

 

皆さんは普段,「障害者」と書きますか?

それとも,「障がい者」?

もしくは「しょうがい者」?

 

僕が小学校の頃の先生は,障がい者と書いていたと思う.別にどれが正しいとかそういう話ではないんだけど,その頃は,彼らに害があるわけではないという意味でそう書いていたんだと思うけど,あえてそこだけ平仮名にすると,わざとらしさがひどい.

ちなみに僕は胸を張って「障害者」と書く.なぜなら,障害者と言われている人たちに害などないからである.障害というのは言うなれば,人と環境の間に生まれるものであって,その人に内在するものではない.例えば,僕が盲目だったら,道に点字がないとうまく歩けないことが「障害」になる.でももし盲導犬が引っ張ってくれたら不自由なく歩けるので「障害」がなくなる.こんな感じ.

 

そして,大学の時の先生は,障害者と健常者,みたいに白と黒というようには分けられないと言っていた.僕は自分のことを忘れものが多くて,旅行などの準備を前もってすることが苦手.そしてどうしようもなく家から出たくなくなるという性格を自分で持ってると思っている.でもこの症状はしっかり考えていくと,環境の要因も大きかったりする.僕の中に原因はあるんだけど,例えばカレンダーに準備を始める日を書き込むなどして早めに準備ができるかもしれないし,家から出たくないときは基本的に誰かのことで悩んでいたり,前の日にうまく行かないことがあるからというのが理由になっていると思う.誰しもどこかでうまくいかないことや,苦手なところを持っていて,逆に得意なところもみんなが持っている.それは世間一般の人が言う障害者だってそうだ.だから,みんな違うんだということをみんなが知る必要があると僕は思っている.みんな一緒と考えるから「あいつはみんなと違う」が生まれる.みんな違うが当たり前になる世の中になればいいと思う.

 

かなり脱線したけど,今日の話はかなりギャグのような話.
楽しく読んでくれるの嬉しいですね!


葛藤

彼女のプロフィールからかなり脱線したんだけど,特別支援についてはもっと勉強したいなと思っている.

さて,今日の本題ね.

 

なんと,ドイツに日本から初めて荷物が届いた!(もう結構前なんだけど)
やっぱり,ドイツに住んでいると日本のものって恋しくなるんだよね.そばとか,お茶とか.意外と気に入った味のものって手に入らないし,高いことが多い.アジアンショップなんかでも,ポン酢が日本円にして750円とか.そこまでしていらないやってなる.

本当にたくさんのものが入っていて,嬉しくて荷物ごと落としそうになったのを覚えてるな.中にはお茶やお菓子,そばとかも入ってて,しかもセーターも!さらに一つ一つに手紙も書いてあって,たくえもん感動でしたよ!

 

日本のお菓子って本当に美味しい.ルマンドとかルーベラなんかは子どもの頃からの大好物!そしてチョコパイ!いつもお菓子なんて食べないんだけど,こいつらがテーブルの上に出てるといつまででも食べちゃうね.

 

そんなお菓子たちが全部入った宝箱が日本から送られて来たんだから嬉しいに決まっている.ルーベラもあの懐かしの袋ごと,ルマンドもたくさん,チョコパイも箱ごと,,,と思いきや,チョコパイは箱なしで4つ入っていた.食べ過ぎは良くないし,4つくらいが次も食べたくなるくらいのちょうどいい量だなとも思った.

 

お礼の電話もしっかりとかけました.ありがとう,色々入れてくれて.と言うと,「実は謝りたいことがあるんだよね.」という,よく聞く決まり文句がiPhoneの向こう側から聞こえてきた.「チョコパイなんだけど,実は2つ私が食べたんだ.」とのこと.確かに本来チョコパイは6個入りだ.そんなの全然気にしないし,むしろ食べてくれて問題ないし,送ってくれるだけ感謝感謝.しかし衝撃的な裏側エピソードはここからだ.

 

「最初,チョコパイは入れようと思って買ったんだけど,全部は入れないなと思って2つ食べたんだ.でもその勢いが止まらず,6個とも食べちゃったから,もう一回買ってきて,2つ食べてから4つ荷物に詰めたんだ……」

 

「!?!?!?!?」

 

よく考えてほしい.
彼女が食べたチョコパイと僕が食べたチョコパイの数,なんと,

 

8:4!!!!

 

 

恐れ入りました.

 

そして手紙を色々読んでいくと,引っかかることがあった.
そばにはこう書かれていた.

「やっぱり日本のご飯といえばそばだよね!これも入れておきます.麺つゆは荷物になりそうなので入れません.」

 

ドイツでは,麺つゆの方が手に入りづらい…
頑張って手作りしようと思います,出汁から.

つい,よく見る一人分くらいの麺つゆを入れることはできなかったかなとひっそり思ってしまいました.

 

なにはともあれ,荷物を受け取ることができて,ちょっと感動し,手紙で心があったまることができたというのが一番言いたかったこと.僕もそろそろ日本へ,ポストカードなんて洒落たものを書いてみたいと思っている.

 

なかなかくだらない話に最後までお付き合いいただきありがとうございました.

 

また,どこでもドジとか言うレベルじゃない問題にも直面しているので,近々,なかなか大きいスクープができそう.みなさんお楽しみに!

 

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