自分のやりたいことをやる,ただそれだけ

これまでを振り返ってみる

自分は一体何しに遠い国に来たんだろう?

あれ?帰ったらどするんだっけ?

もう残り2ヶ月しかない.

この不安な気持ちは身体に正直に,変化として現れた.

やる気はある.でもどこに向ければいいかがわからない.

誰かに指示されて,あれやってこれやってと動くのは苦手.

自分がやりたいと思っていることと違う方向に行っていると感じた途端に,僕のモチベーションはどこかへ消えてしまった.

今学んでいるドイツのBall school.
指導者として,学び,北海道に還元することが,僕の使命.

でもそう思えば思うほど,
知れば知るほど,何か違うという違和感が襲う.

気づけば,どうしていいかわからず,
活気なく,動けない自分を心の中で叱咤する自分がいた.

そこでいろんなことを振り返ることにしてみた.


一筋の兆し

ドイツに来てから,ある人が僕の相談を聞いてくれている.

僕のことをできるだけ理解しようとしてくれるその人に僕は多大な感謝を寄せている.

その人は言う.

「今はきっと,今までの自分を振り返り,『頑張ってきたな,自分』と労ってあげる時なんだよ.きっと自分でも気づかないくらい何かを背負っていたんだと思う.自分が存在できているということをもっともっと褒めてあげて.」

自分の肩の荷が,不思議と降りた気がした.

今までは,何か行動を起こさないと,期待に応えないと,自分は誰かを支えられるそんな人になるんだという気負いがあった.だからそれと逆行して動けない自分に,腹も立ったし,なんでだという疑問もあった.

本当はこういうことはあまり,インターネット上には書かないほうがいいのかもしれない.

これを見た人を心配させるかもしれない.

わざわざなんでこんなこと書くんだろう.

と思うかもしれない.

でもそれでもいい.

だって,このブログは,「自分が書きたいことを書く」

と言って始めたのだから.

誰かの支えになろう,

少しでも自分の知ったことをシェアしよう.

そんな思いが強くなっていたけれど,

振り返れば,そんな目的で今まで書いてきていない.

素直に.思ったこと,感じたことを綴っていくのが,この

「どこでもドジ〜タクえもんのブログ〜」なんだから.


やりたいことをやるだけ

ある記事で

「ルフィのような人になりたい!」

とそう書いた.

やる気が出ず,ベットでYoutubeを見ていたら,最新のワンピースがたまたま流れてきて,最初のルフィとコビーの出会いのシーンが流れた.

コビーは最初,アルビダの船に乗っていて,雑用をやっていたんだけど,たまたま乗り合わせてしまって困っていた.そこへルフィが現れ,「逃げたいなら逃げればいいじゃん」と言う.それに対してコビーは,

「アルビダ様に見つかったらと考えると,足がすくんで怖くてダメなんです… 僕にも樽で海を漂流するくらいの度胸があれば…本当はやりたいこともあるんですけど… ルフィさんはそこまでして海に出て何をするんですか?

それに対して,ルフィは

「俺は海賊王になる!」

と言う.それをコビーは頭から否定して,ルフィに殴られる.ルフィは,

「俺がなるって決めたんだから,そのために闘って死ぬなら別にいい」

と話す.その覚悟を聞いたコビーが,アルビダに「海軍に入って,お前をとっ捕まえてやるんだ」と言う本当にワンピースの最初のシーン.

ルフィは決して,コビーをなんとかしよう,

こいつを連れ出してやろう,

などと思っていない.

自分が本気で生きているだけ.
そしてそれを声に出して言っているだけ.

いつでもそう.
ルフィは,人がどうしたいか言った時には手を貸す.

でも,どうなりたいかは人それぞれ.
ただ,ルフィの姿に周りの人間が大きく影響を受ける.

人を変えようとか,
読んでくれている人が少しでも,変わってくれれば.

なんて,考えたってキリがない.

じゃあ,もう自分は自分なりに生きていくしかない.

自分のやりたいことと向かい合っていくしかない.

気づけば,人からの評価を気にしてしまう.
気づけば,周りの目を気にする.
気づけば,人からよく思われるようにカッコつける.

自分が精一杯生きていくことで,それに影響を受けてくれる人がいればそれでいいし,いないなら,またそれでもいい.教育者を教育できるようになるまで,精一杯努力はする.そして伝えていく.ただ,それは人を変えるためじゃない.自分の仲間を見つけるため.

そして僕がやりたいからやるだけ

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自分のやりたいことをやる,ただそれだけ” に対して2件のコメントがあります。

  1. 大滝 より:

    本日のキャリア支援演習(3年生)
    『進路を考えることは生き方を考えること』
    ①やりたいこと、なりたいもの、就きたい仕事を目指す
    プロアスリート、社会福祉士、芸術家、建築士、等々
    →そのためには努力するしかない
    ②今の自分でできること、なれるもの、就ける仕事の中から探す
    →客観的な自分の評価から進路選定
    ③仲間を求めている、やって欲しい仕事がある、社員を採用したい、という企業に入る
    →自分の要望ではなく、相手のニーズに応える

    どれも達成感、満足度、感謝を得られるが、なはり本人次第となる。

    1. Takumi Umemura より:

      コメントありがとうございます.そしてお久しぶりです!
      『進路を考えることは生き方を考えること』
      これは本当にその通りですね.

      結局,自分次第なんだということを改めて実感させられます.
      僕はやりたくない仕事はできません.
      それがたとえ生きていくためであっても.

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